【現場でガンバ】自然石・板石取り解き・据え直し工事②

現場ノート

京都市上京区の神社にて、既存石の取り解き及び据え直し工事を行いました。
参道自然石、そして絵馬堂板石の据え直し工事は2日間に渡って行われました。
↓初日の作業のようすはこちらの記事をご覧ください。

それでは2日目の作業をご紹介します◎

⑤参道の自然石を再配置する

参道の自然石は、前回に撮影した番付の写真を元に、以前と同じように配置していきます。
配置のズレを出来る限り抑えるため、番付の際にそれぞれの石に赤鉛筆で印を
して、隣の石との位置を合わせました。

⑥参道の自然石、据直し完成!

地面の下の方はパサ(砂とセメント)で固定し、上の方は現場の土を戻します。目地はモルタル目地を施しました。

⑦絵馬堂の板石を据直す

絵馬堂の板石は、裏面のケレン作業に時間を多く費やしました。石材とモルタルの間にサンダーで刃を入れて、少しずつ剥がしていきました。全てのケレンが終了したら、石材の据え直しを行います。

今回は正方形の板石だけでなく、外側の三角形の部分も2枚取り解いたので、現場で石材を切って形を形成しました。

⑧柱の部分にあわせて石を切る

柱の部分はその形に沿って切欠きをしました。
取り解いた後に電気配線が組み込まれ、続いて据え直し作業を行いました。

⑨絵馬堂の板石、完成!

目地は通常は目地セメントを入れ込むのですが、こちらの神社では白色の珪砂を入れました。
施工後約1日間養生したら完成です!


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