建築や暮石に使用される石材には、国内外に多様な種類があります。
ここではよく使用される石の性質や特徴をご紹介いたします。
14回目は中国の代表的な赤御影石「G562」です!
●中国の代表的な赤御影石
G562は中国南西部の広西省で産出される赤御影石です。
この地域は、ベトナムと国境を接していて、農業が盛んです。
G562は、中国産の赤御影石の代表ともされており、ブラジルの赤御影石「カパオボニート」と似ていることから、「中国カパオ」と呼ばれたり、「広西紅」と呼ばれたりしています。
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色合いは、赤茶色からオレンジ。石目が大きく、大きな柄がはっきりと出た、華やかな御影石です。
吸水性も低く(0.18%)、耐摩耗性もあります。
しかし、柄が大きいため、石目の違いもはっきりしており、広い面積で使用する際にはバランスに考慮する必要があります。
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主な使用用途としては、表札やガーデニング周りの石製品、床石などです。
弊社でも、G562(ジェットバーナー仕上げ)を使用して、京都の三条商店街の床石施工を多数行っています。
建築石材について、もっと詳しく知りたい方はこちら。
石見本もたくさん載せています!
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