一人ひとりの想いを、カタチに。
人は、どんな場面で、“石”という素材を選ぶのでしょうか。何千万年と形を残す、自然素材の石。きっと、特別な想いや願いを具現化するために選ぶのでしょう。私たちは一人ひとりの想いを石に刻み、時には、叩き、磨き上げ、願いや祈りをカタチに変える、お手伝いをしています。石で環境をつくる。さまざまな人の想いをカタチにする。それが私たちのしごとです。
江戸享保年間創業。京の石風景を築いてきた石材店。
石茂(イシモ)は、京石工・茂右衛門(モエモン)が由来の屋号です。京都の北白川で初代茂右衛門が石工としての生業を始めてから約300年間、石彫刻や石建築を担ってきました。今でも、北野天満宮や西本願寺などで「芳村茂右衛門」と刻まれた石灯籠や狛犬を見つけることが出来ます。今は、社寺建築や数寄屋建築を中心とした石工事を行っています。
石は古くから、日本人の文化や暮らしの中に使われてきました。建築の土台石や、敷居石、土間石、壁石、階段など、石は建築工事の至る所で活躍しています。
建築と墓石の2部門によって構成。
江戸、明治、大正、昭和、平成、そして令和の6代を通じ、京石工の伝統と技術を守り育ててきた芳村石材店は、建築部門と墓石部門主に2つの部門で成り立っています。両社ともに共通する理念は「本当に良い品を安心の価格と技術でお届けする」。お客様のお悩みやご相談に、長年培ってきた経験や技術を活かしつつ、従来の枠にとらわれない発想を以って、ご納得頂ける解決策の提案に励んでいます。
建築石部門
ビル・住居等の一般建築石工事はもちろんのこと、各種の公共工事や文化財、社寺仏閣、記念碑等の石工事を担っています。特に文化財の伝統建築物における石工事は、京都のみならず近畿圏で幅広くご依頼を頂いております。
【主な施工実績】金閣寺 境内各種石工事、清水寺 境内各種石工事、総本山仁和寺 御室廟石工事、長岡天満宮 大鳥居新設工事、平安神宮 境内各種石工事、花見小路 石畳整備工事 、他
墓石部門
新しい取り組み -石茂とISHIMO-
私たちは、より多くの人に石の魅力を広めるために、自社オリジナル石小物の製作や、全国の石の産地や職人さんと共に製作した彫刻品も販売しています。製作した商品は、オンラインショップや店頭で販売。今後は外国の人々にも日本の石文化を伝えるために、グローバルな活動も進めていきます。
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