玄関へ続くアプローチ、床石、扉の敷居など…
住宅の設計にも石が使われることがあります。
御影石を使って、和風に仕上げることも、
大理石で欧風な住宅を作ることもできます。
数寄屋・住宅・店舗の新築や改築に石を取り入れ、
より魅力的な空間を創りませんか。
施工に関するご質問やご相談を承ります。

多様な種類が存在する石材は、石によって華やかさも重厚さも、スタイリッシュな演出さえも自在に体現できるのが魅力です。ご希望に合わせた石材をお探しすることもできます。

玄関アプローチ

建物正面の土間。車も乗り入れられるように、基礎コンクリートが打設されています。斜面の傾きが強い部分は、なだらかな角度になるよう板石(白御影石)を細かく切って据え付けています。

 

玄関の土間。屋外では水捌けができるように水勾配に気を付けて石を設置します。立ち上がりの壁石との目地のバランスも意識しながら施工することもあります。写真左は錆御影石(ジェットバーナー仕上げ)を使用。御影石にも、白・黒・赤・錆など様々な色の種類があり、磨きや仕上げの加工によって質感や色味がさらに異なります。お客様のイメージにあわせた石種や加工をご提案いたします。

床石

柱石・地覆石・敷居石

寺院職員棟の柱石、地覆石(じふくいし)、及び敷居石(しきいいし)。新築工事の石部分を一式担当いたしました。発注の際は、全ての石の部材を図面に作成し、お客さまと確認しながら進めていきます。

寺院監視棟の地覆石(写真左)と柱石(写真右)。地覆石は新築工事だったので、柱の位置に考慮しながら施工しました。アンカーボルトが立ち上がってる部分との調整も行いました。柱石は、既に完成した建物に追加で柱石を据え付ける工事でした。地面の傾斜に合わせ、石を加工し、ボンドを使用して据え付けました。

出入口の延石(写真右)と建物の土台石(写真左)。延石は、敷地内にある古石を加工して、再利用しました。新材を使用するよりも趣があり、田舎の住宅のような温かみを演出しています。写真の土台石は、改築工事で石を取り入れました。土台に石材があると、見た目がぐんと引き締まります。仕上がりの木に合わせて据えていきました。

寺院お土産売り場前溝蓋。水捌けされるように水勾配などの細かい加工がされています。写真にある溝蓋だけでなく、柱石、建物の巾木などの石工事も行いました。

 

敷居石

 玄関で入口の敷居石。柱が既に立ち上がった状態での施工でした。下から柱に向かって石をかちあげて、据え付けます。仕上げ材を傷つけないように注意しながら行いました。レールを石の溝に入れることも弊社で行うことが可能です。必要であれば、レールの手配も承ります。