山門をくぐり参道を進むと、正面の本堂とは別に、左手奥に「世継地蔵」に至ります。
このお堂は、江戸時代より安産と子授けで広く信仰を集めてきました。古くから子授け地蔵の寺として信仰され「京のよつぎさん」と親しまれています。

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霊園概要

  • 所在地:京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町556
  • 宗旨宗派:浄土宗
  • 聖地規模:11区画(90cm×90cm)~
    ※永代供養のご相談も受け付けられてます。詳しくはお問い合わせください。
    上徳寺永代供養についてはこちら
  • 主な施設:水場、トイレ
  • 駐車場:有り
  • 交通手段:◆京阪電車  「清水五条」駅下車 西200m、南入ル
    ◆京都市営バス 「河原町五条」停留所下車 西へ100m、南入ル
  • その他:百花苑に建墓された方には、天龍寺より、桜の鑑賞会等の行事のご招待状が届きます。
  • 関連情報:京阪電車「清水五条」駅すぐの近く、鴨川に架かる五条通(五条大橋)があります。
    伝説の牛若丸と弁慶の出会いで有名ですが、平安京時代の五条大橋は2筋上流の松原通あたりに位置し、本来の五条橋は、今の松原橋に位置します。豊臣秀吉が1589年(天正17)現在の五条通に架け替えさせました。
  • 観光場所:五条大橋、清水寺、若宮八幡宮(陶器神社)、六道珍皇寺、河井寛次郎記念館、他

▼お問い合わせは、下記メールかお電話でどうぞ

otoiawase

0120-039-148 (通話料無料フリーダイヤル)

上徳寺の見どころ

ご利益について

明暦三年(1656)に、当山に篤く帰依していた一族に八幡の清水氏がいました。彼は一子を失ったため、世継の子に恵まれるよう念じお堂にこもります。すると七日目の夜、等身大の地蔵尊が現れ、「我を石に刻み祈念すべし」と告げました。早速その尊造を写し、石に刻み建立し祈念を続けたら、念願の子が授かりました。以来「世継地蔵」と称されています。その後、享保年間(1720年頃)に、住職が夢の中でまた地蔵尊のお声を聞きます。「我は子なきものに子を授け、子孫相続し、家運長久ならしめん」とのお告げがあり、益々信を深くし、世に伝わったといわれています。

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本堂
永観堂のものが移築され、阿弥陀如来像が安置されています

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山門

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安産祈願で有名です

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本堂左には「身代り地蔵堂」
苦悩、災難などの身代りとなり守護します

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山門をくぐり、すぐ右手に俳人 堀内雲鼓の句碑

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世継地蔵
本堂左手に位置します。「京都の世継ぎさん」で親しまれています

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赤ん坊のよだれ掛けの形になので
絵馬は上下逆さまに吊るされます

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絵馬以外にも「よだれかけに」
願い事が書き込まれています

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水子地蔵
人形作家・岡本正太郎 作

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よりそうわらべ
歓喜地蔵(かんきじぞう)

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はがため地蔵堂

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延命地蔵菩薩

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世継地蔵様の右には
七福神さまが

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金運・財運のご利益がある
弁財天さま

世継地蔵尊大祭

お寺は慶長八年(1603)徳川家康により建立され、開基は、上徳院殿(阿茶局)と伝えられています。毎月の功徳日には祈祷会が修行され、なかでも二月八日の「世継地蔵尊大祭」には各地よりの参拝者が多く、柴灯護摩供が修されます。

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阿茶の局の墓

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勇壮な山伏による護摩焚き