参道
お寺や神社の参拝者が迷わずに本堂や本殿にたどり着けるように、社寺の敷地内には参道の板石が敷かれています。一般的に参道の床石は、板石とその周りを取り囲む延石(見切石)で構成されています。新しい石材を使用することもありますし、境内の石置き場の石を再利用することもあります。また、スタンダードな形だけでなく、川石を取り入れてみたり、途中で延石を入れてリズムを変えたりすることもできます。
弊社では新設だけでなく、改修、補修工事も行っています。よくご相談頂くのは、水道やガス工事に伴う改修工事です。一度既存の参道石を取り解き、管を入れた後に元通りに据え直します。境内の拡張や参拝通路の変更などにより、位置をずらすことも可能です。ただし、既存石の状況によっては、傷つけずに取り解くことが難しい場合もありますので、ご了承ください。
また、経年劣化により、既存の参道板石ががたついて危ない場合も補修を承ります。その場合、一度取り解き、既存石の周りのセメント等を丁寧にケレンし、据え直すのに必要な分掘削を行い、据え直しを行います。
施工事例
【晴明神社 参道】