芳村石材店で活躍している、先輩スタッフの生の声をお届けします。仕事内容やヤリガイ、みなさんへの思いなどを語って頂きました。
氏名(ふりがな) 菅家 幸太(かんけこうた)
出身地 三重県
入社年月 2018/02/01
経験年数 2年
Q.弊社へ入社を志望したきっかけ(動機)は?
元々電気関係の営業職で働いていました。転職先に、違う分野を選びたかったので、自然の中で仕事を探していました。そして、庭や造園関係で職探しをしていた時に、石工の仕事を見つけました。文化財など、伝統的な建築物に携われることに興味を持ち、チャレンジをしてみました。
Q.普段の業務内容を教えてください
現場で手元(てもと)として、先輩スタッフの石工事を支える仕事をしています。先輩の仕事を「何をしているのかなぁ」と思いながら観察し、次の現場で「そうゆうことだったのか」と発見したり、同じことを真似してみて、訂正してもらいつつ、日々学んでいます。墨出しや石材の間配り(石材を施工する場所に仮に配置すること)も、先輩と一緒に行っています。
Q.業務の一日の流れを教えてください
出勤して着替えて、置き場で道具や石材を車に積みます。その日の現場によって、準備する道具は異なります。現場に着いたら、まず墨出しです。図面を見ながら先輩石工が基準点などを決めていくので、私はその手伝いをしています。その後、石材用ボンドやパサを練ります。施工する石の数が多い場合、最初に据える石から順に、間配りをしていきます。終業時間になると、置き場に戻り、道具の後片付けや手入れをし、翌日の仕事に備えています。
Q.仕事でやりがいを感じる時は?
やはり、文化財関係の仕事や一般の方が入れない所に行って仕事をすることです。日本の誇りとも言える文化財の建物を間近に見れて、修復できることにやりがいを感じています。
Q.仕事で一番印象に残っていることは?
教王護国寺(東寺)の土塀修復石工事に携わったことです。土塀の下の葛石を修復する仕事だったのですが、土塀の全てが文化財のため、石だけでなく現場にあるすべての部材が貴重品でした。修復作業は、昔からの工法が行われます。パサではなく、漆喰を何度も練ったことをよく覚えています。漆喰を塗る前に和紙を敷くことも驚きでした。
Q.入社後に(良くも悪くも)感じたギャップはありますか?
全く新しい分野だったので、入社前は想像ができませんでした。なので、ギャップを感じるようなことはありませんでした。古い物の修復に携われることはとても面白いと思いますし、今後は早く一人前になって、自分の施工したものを世に残せたらと考えています。
Q.休日は何をしていますか
家族サービス。子どもたちとたくさん遊んでいます。
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人生はすべてが勉強です。ぜひ、一緒に頑張っていきましょう!