永代供養墓とは

現在、核家族化や少子化の影響で、代々からのお墓を継承する人が減りつつあります。そんな中、新スタイルのお参り方として現在全国的に注目されているのが、永代供養墓です。永代供養墓とは、後継者がなくてもお寺が年忌法要や管理を代わりにしてくれる安心のシステムです。永代供養なら、ご購入時に費用をお支払いいただいたら、通常は管理料など後からの費用もありませんし、宗旨・宗派を問わず、お寺の檀家にならなくても良いことが多く、その点で支持されているともいえます。

永代供養墓の種類

永代供養墓の種類は大きく分けて2つあります。「合祀型/永代供養墓」「単葬型/永代供養墓」です。「合祀型」はいろいろな人々と一緒に埋葬されたい方向けに、「単葬型」は夫婦だけ、あるいは自分一人で埋葬されたい方向けにご提供しております。この他にも、お寺により様々な工夫がされた供養墓があります。
『永代の供養』と行っても、基本的には回忌法要が一区切りとなる五十回忌(50年)くらいの期間を指します(30年の場合もあり)。お寺により供養の仕方は異なりますが、年間で正月、春・秋彼岸、お盆、命日と、本堂や墓前でお参りされるのが一般的なようです。

京都で人気の永代供養墓

天龍寺「妙智院」 (京都市右京区/嵯峨嵐山)

天龍寺妙智院永代供養墓
天龍寺塔頭寺院、妙智院の聖観音菩薩供養墓

臨済宗天龍寺派の大本山天龍寺は世界遺産の一つ。嵐山の美しい借景が望める場所に、天龍寺塔頭である妙智院は位置します。妙智院の永代供養墓は、観音様の石像の下の基壇に埋葬される合祀型。春、秋ともに両彼岸とお盆には、供養の法要が施されます。京都でも最高ランクの聖地です。

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上徳寺 (京都市下京区/清水五条)

上徳寺の永代供養墓、白連堂
上徳寺 白連堂

上徳寺は慶長八年(1603)、徳川家康により建立され、上徳院殿(阿茶局)を開基とする歴史のあるお寺です。また、古くから安産と子授けで広く信仰を集め、「京のよつぎさん」と親しまれてきました。毎日、お参りの方の絶えない、温かみのあるお寺です。

納骨堂の上には、阿弥陀如来さんと六地蔵さんが鎮座されています。ご納骨された方の戒名等を石版に刻み、お盆・彼岸会・納骨者総供養会等に回向してくださいます。改葬等のご遺骨も、預かっていただけますので、無縁になることがありません。お寺は浄土宗ですが、納骨永代供養墓では、宗旨・宗派問わずにご遺骨を預かってくださいます。

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誠心院 (京都市中京区/新京極)

誠心院の永代供養墓
式部千願観音とその背景に立ち並ぶ、百八観音様

式部千願観音は合祀スタイルの永代供養墓。百八観音様は個別に納骨できる単葬スタイルとなっています。京都の中心市街である新京極通に面しているのでアクセス良好です。

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